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グレッチェンの仮想戦闘

100821_photo.jpg

 先日グレッチェンの記事をアップしましたが、いただいたコメントに関してやり取りしてるうちに
「この最弱の部類に入るグレッチェン、コストが安いメリットを活かし、数をそろえて戦力として運用することはできないか?!」
と考えはじめました。

 「同等の戦力を投入するためのコスト」で比較できれば、たとえばボウイモブとどちらが効率的か考えることができます。そこで以前と同様に、シミュレーションをやってみました。

方法
進め方としては
(1)グレッチェンユニット中のラントハードの戦力を見積もる
(2)グレッチェンの戦い方として、射撃か白兵戦かのどちらが「効果的」かを調べる
(3)仮想敵ユニット(タクティカル5体)に対し互角に戦えるグレッチェン兵数を見出す
(4)ボウイ・モブでも同様に、タクティカル5人と同等の兵数を算出する
(5)グレッチェンとボウイで、「同等の戦力」を確保するのに必要なポイントコストを比較。
・・という感じでやります。

 シミュレーションはエクセルのマクロを組んでやりました。PC内でバーチャルに、実際のゲームの流れに沿う形のターン制で行います。必要に応じて乱数を発生させサイコロの出目として各種判定に反映させます。ユニットが全滅するまで対戦し、対戦をPC内で1000回繰り返して勝率を算出します。
100821_screen.gif
前回からアップグレードして射撃のシミュレーションもできるようにしました。

 ただ現在は射撃のみのシミュレーションと白兵戦のみのシミュレーションで分けて実施するので、射撃しつつ突撃してそのまま白兵戦、という状況をそのまま再現できているわけではありません。また、複数の能力値を持つ兵は扱えず、全兵のスペックは同一です(つまり能力の異なるサージェントやラントハードの参戦はそのままでは反映できない)。

射撃について
・24cm以内の距離で対峙、突撃せずにどちらかが全滅するまで射撃し続ける。
・ボルトガン(ラピッドファイア)は2回、グロットブラスタ(ピストルアサルト1)は1回射撃
 ※グロットブラスタの兵器種別が誤っていましたので訂正しました。Barbalさんありがとうございます。
  ちなみに計算結果には影響ありませんので以下はそのままです。

・退却判定:
 退却しても射撃可能なので、射撃戦はそのまま続行し最終的には再編するものとして退却のアルゴリズムは計算に組み込んでいない。ただし、開始時の半数未満になった場合に戦意テストで失敗すると退却→全滅するものとして処理。グレッチェンにラントハード【気】値を用いるが、スクイッグ・ハウンドルール、グラッパスティックの特別ルールは適用せず。マリーン側は「かの者ら、恐怖を知らざる者ゆえに」ルールを反映し退却処理はしない。

白兵戦について
・どちらかが全滅するまで白兵戦を実行
・突撃ボーナスなし

能力値
100821_skills.gif

仮想敵ユニットをボルトガン装備のスペースマリン・タクティカルスカッド(5体)のユニットとしました。

結果

(1)ラントハードの戦力を見積もる
 今回の計算では同一兵のユニットしか扱えないので、グレッチェンのユニットを考えるにあたって、まずラントハード1名がグレッチェン何人分の戦力に相当するか見積もってみることにします。

 まずは白兵戦から。
 はじめに、グレッチェンのみのユニットがタクティカルスカッド5人に対し白兵戦を挑んだ時の様子をシミュレートします。下のグラフは、横軸がグレッチェンの兵の数、縦軸が勝率です。点が上に行くほど強いということです。
100821_0_as_gre.gif

 同様にラントハードのみの仮想ユニットとタクティカルスカッド5人の対戦をシミュレーションしてみると、ラントハードが7人いるときに勝率42%となり、グレッチェン25人で対戦した時の勝率(41%)と同等だということがわかりました。したがって以降、ラントハード1名は白兵戦においてはグレッチェン25/7=3.6人分の戦力と考えることにします。

 たとえば、グレッチェン20人分のユニットを考える場合、グレッチェン10人当たりに1人のラントハードを入れなければならないというルールがありますからラントハード2人分追加します。これはグレッチェン約7名分の白兵戦戦力に相当しますから、計算上はグレッチェン20+7=27人のユニットを用いて評価することができる、と考えるわけです。

 次に、射撃における戦力比も同様に見積もりました。

 詳細は省略しますが、グレッチェン30人の勝率とラントハード20人の勝率がほぼ一致しましたので射撃においてはラントハードはグレッチェン1.5人分の戦力となります。先ほどの白兵戦の戦力比の値(3.6)と比べてみると、射撃においてはラントハードとの優劣の差がぐっと縮まることがわかりますね。

 ここまでで、ラントハードの戦力をグレッチェンの人数に換算し見積もることができました。

(2)グレッチェンは白兵戦と射撃どちらが得意か

 グレッチェンはタクティカルスカッド相手に戦う時、早めに白兵戦に持ち込んだほうがよいのでしょうか?それともなるべく長い間射撃で粘ったほうがよいのでしょうか?

 白兵戦、射撃戦それぞれの勝率を比べてみることにします。

 下のグラフが計算結果です。横軸はグレッチェンの人数です。この表示の人数とは別に、対応する必要数(10体につき1体)のラントハード分の戦力が、グレッチェンに換算されて加算されています。

100821_1_as_sho.gif

 比べてみると、なんと圧倒的に白兵戦のほうが強そうです。同じ人数であれば、白兵戦の勝率は射撃に対し倍以上にもなります。

 この結果をみる限りでは、グレッチェンの正しい戦い方は「なるべく早く白兵戦に持ち込むべし」ということになります。

(3)ある仮想敵ユニットに対し互角に戦えるユニット兵数を見出す

 これは上のグラフから、白兵戦ではタクティカルスカッド5人に対してはグレッチェン20人(+ラントハード2人)の戦力が同等だと言えそうです。

(4)ボウイ・モブ

 ボウイでも同様に白兵戦でシミュレーションしてみました。
100821_2_boyz.gif

タクティカル5人に対してはボウイ8人のユニットで互角か・・・。意外と強いんだねえ。

(5)コスト比較
 
 ここまででグレッチェン20人(+ラントハード2人)のユニットとボウイ8人のユニットが同等であることがわかりました。
その時のポイントコストの比較は・・・。

グレッチェン 22人×3ポイント+2人×10P(ラントハードアップグレード)= 86P
ボウイ 8名×6ポイント=48P

 おお!ボウイのほうが圧倒的にポイントが低い。お買い得だぞ!

 一方、ボウイモブは最低10人以上で構成されますので、10名のときの勝率(69%)を基準に考えてみます。するとグレッチェンは21名(+ラントハード3名)で同じくらいの勝率。

グレッチェン 24人×3ポイント+3人×10P(ラントハードアップグレード)= 102P
ボウイ 10名×6ポイント=60P

 やっぱりボウイに軍配が上がりますね。

 以上が今回のシミュレーションの結果です。まあ、省略しているルールや実際のゲームとは異なる前提の部分も多々あり、あくまで近似的に計算した結果なので目安程度だとは思います・・。

結論
 グレッチェンも突撃すべし!
 コストあたりの戦闘力ならボウイのほうが上!
 土曜日の朝から何やってんだ(笑)
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コメント

[C35]

シミュレーション第3弾ですね。毎回予想外の結果が出てくるので驚きと楽しみの連続です。
わたし自身はいつも確率計算で最小値をとるので、全然違った結果になるんですよね。

あと、こまかいことで恐縮ですがグロットブラスタはピストルではなくアサルトウェポン(=クロースコンバットウェポンにならない)です。どのみちグレッセンはブラスタしか装備していないので【回】ボーナスはつかないわけですが。
・・・・・・だとしたら、手に持っているナイフや金属棒はいったい・・・・・・?

そうそう、前回書き忘れましたが、ラントハードが連れているスクィッグのペイントが迫力ありますね。ラントハードよりもおっかない顔つきですw
  • 2010-08-21 17:03
  • Barbal
  • URL
  • 編集

[C36] Re: タイトルなし

紺野さんコメントどうもです。
なるほど。白兵戦に持ち込んで相手を何ターンかくぎづけにするということですよね。
そこで圧倒的な数量のグレッチェンで攻めて、たとえば万が一でもターミネーターが全滅するような事態になったら面白いと思ってしまうんですよね~(笑)
・・・絶望的かもしれませんが、ちょっと計算してみようかな(笑)

[C37] Re: タイトルなし

 ああっ!また間違えてた(笑)!・・・訂正しました。
計算結果に影響なかったのが不幸中の幸いです^^;。

 ラントハードはグラッパ・スティックとスラッガを装備しているんですが、これが白兵戦の両手武器に該当するのか悩んでいます。dakkadakka.comの掲示板でも激しい議論になっていて、結局は両手武器でいいのではないかという結論になりかけているようなんですが・・・、ちょっとすっきりしないんです。

 スクイッグ:おほめいただきありがとうございます。
ワイルドな塗り方はできるし好きなんですが、「きれいなグラデーション」ができないんですよね~。
またいろいろ教えてくださいm(_ _)m

 では!

[C43]

あとグレッチェンの使い方としては壁として使い
後ろのユニットにカバーを与える事ことに使ったりします。

あとGWUKなどで買物されていますが下記のサイトは知ってますでしょうか?
forge worldというサイトでGWUKの子会社的な
ものになります。
warhammer 40kのオリジナルモデルなども
多く出ていますし、オルクのウォーボス ウォーバイカーモデルなども出ています。
また「IMPERIAL ARMOUR」という追加ルールの本なんかもでていますので
一度ごらんになってみてください。

URL:http://www.forgeworld.co.uk/
  • 2010-08-23 19:54
  • visne.
  • URL
  • 編集

[C45] 情報ありがとうございます。

Forge worldは知ってたのですが、コデックスに出てこないモデル、いったいどうやって使うんだろうと思ってました。
IMPERIAL ARMOURというのが追加ルールだったんですね。知りませんでした・・・。
入手したくなりますね!

 実は海外通販はGWUKでなくて、アメリカのビッツを取り扱ってるショップに発注しました。
http://www.thewarstore.com/
対応はまあまあだったかな。

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Author:ニッシュ
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